ジョシデカ
これまでに起こった一連の殺人事件の犯人である岩代教官(片平なぎさ)はパク(リュウ・シウォン)を人質に取り立てこもる。来実(仲間由紀恵)は先輩女刑事の華子(泉ピン子)の制止も振り切り、岩代が立てこもる場所へと急行する。
来実がこれまで最も尊敬してきた警察学校の教官がなんと一連の事件の真犯人であったことに彼女は未だ信じられない気持ちだった。しかし岩代と対峙した来実はそこで人を操って大量殺人を起こしてきた悪党に豹変している岩代教官の実像を見る事になる。来実には岩代がこのような犯行を重ねた事の理由の一端がすでにわかっていた。
それは数年前、不法放置の自転車が元で子供が死に、そのことで岩代が被害者の子供の母親から再三にわたって責任を追及され、その後その母親が自殺してしまった事件が元だった。岩代はどうにもできない責任を一人追求され、挙句希望していた刑事にもなれず、その後精神を病んで自転車の不法放置をする者たちに、まるで自殺した母親に成り代わるように天誅を加えているつもりだったようだ。
その苦しい犯行動機と事件の真相が岩代の口から語られる。それに怒りを覚え銃口を岩代に向ける来実。その頃、隙を見て人質のパクは携帯電話をつないで岩代と来実の状況を警察本部に流し、この場所を知らせていた。一人暴走する来実が心配な華子も知らせを聞いて、来実と岩代のいる場所に急行するが、岩代に撃たれてしまう。しかしこれまで何でも自分の見事な射撃の腕に頼ってきた来実は、岩代に発砲せずタックルしてもみ合い、3階から岩代とともに落下する。何とか一命を取り留めた二人だが、そこには警察本部の柳田(田中哲司)ら刑事たちが駆けつけており、岩代は無事捕獲され、来実は防弾チョッキを着ていて無傷の華子に発砲しなかったことから腕を上げたと誉められる。
その後落下の怪我で入院した後、無事退院した来実は、日本を去ってカメラマン修行を本格的にするというパクから、数年後には迎えにくる、と告白される。
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